三井造船 マレーシアでヤシの実殻を使ったバイオ燃料を製造

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三井造船は、マレーシアにおいて、パーム油の製造工程で排出されるヤシの実殻(EmptyFruitBunch:EFB)を原料にバイオエタノールを製造する実証事業を開始すると発表した。

同社は、同国パーム油製造最大手のサイムダービー社(SD社)と、三井物産のプレ・マーケティング協力を得て、2008年から事業開発に取り組んできた。本事業では、EFBを原料にバイオ燃料を製造する世界初のデモンストレーションプラントの建設・運転・技術実証について、SD社の研究開発部門を担当するサイムダービー・リサーチ社(SDR社)と7月に合意している。SD社テナマラン搾油工場に隣接するデモンストレーションプラントが間もなく完成し、2011年2月より1日1.25tのEFBを原料にエタノールの生産を開始する予定だ。プラントで得られたデータに基づき、三井造船とSD社は、商業化プラントの早期稼働を目指す。

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