伊藤忠商事 中国にスクラップ・廃家電などの複合型リサイクル工場を設立

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伊藤忠商事は、中国の大連長興島臨港工業区において、鉄スクラップ・非鉄スクラップ・廃家電・廃プラスチックを対象とした複合型リサイクル・再生資源事業を開始する。同社の中国における100%現地法人の伊藤忠(中国)集団、100%子会社の伊藤忠メタルズのほか、大手リサイクル企業である鈴木商会(北海道札幌市)らと、合弁会社「大連新緑再生資源加工(大連新緑)」を設立し、12月24日に起工式を行う。大連新緑の資本金は20億円。出資比率は伊藤忠グループが75%、鈴木商会が20%、三衆物産が2.5%、大連三衆科技発展が2.5%。2014年の売上目標は約200億円。

今回の大連新緑の設立は、伊藤忠グループとして、長興島臨海工業区では汚水処理事業に続く第二弾の環境事業となる。同工業区内で唯一許可された再生資源加工企業として、世界最新鋭の設備と日本の環境技術を導入する予定。中国初の大規模複合型再生資源工場を建設し、リサイクル分野におけるモデル工場を目指す。また、同工場における鉄スクラップ・非鉄スクラップの操業は、鈴木商会が担当する。

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