エリーパワー 世界最高レベルの安全性を確保したリチウムイオン電池を開発

  • 印刷
  • 共有

エリーパワーは、世界最高レベルの安全性を確保した高性能な電力貯蔵用大型リチイオン電池の開発に成功したと発表した。

新電池は、住友大阪セメントが新たに開発したリン酸鉄リチウムを正極材料に採用するとともに、正極、負極ともにμmスケールでの微細構造制御を実施。従来の約10倍の分解能で電極の活物質を制御し、電解液などの構成を最適化することで、パワー密度やエネルギー密度、使用可能温度を大幅に向上させた。特に、高温・低温領域での大型リチウムイオン電池を用いた機器の使用効率の向上が期待できるという。同社は、2011年上旬より川崎工場において、今回開発した新電池の量産を開始する。また、同時期に、フルオートメーション化により年産100万セルを量産する工場の整備に着手する計画だ。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事