三菱レイヨン 中国で下排水処理膜の製造・販売を行う合弁会社を設立

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三菱レイヨンは、中国において、現地の環境エンジニアリング会社と下排水処理用中空糸膜の製造・販売および膜エレメント加工・販売を行う合弁会社を設立すると発表した。北京碧水源科技(オリジン社)と合弁会社設立を目的とする覚書を締結。出資比率は三菱レイヨンが51%、オリジン社が49%となる予定だ。

中国では、高度経済成長による工業化や都市への人口集中に伴い、河川などの汚染が深刻化し、下排水処理に対する需要が高まっている。同社は、拡大する同市場において、中空糸膜「ステラポアーSADF™」を使用した膜分離活性汚泥法(MembraneBioReactor:MBR)システムを柱に事業を行っている。オリジン社は、同社の中空糸膜の顧客エンジニアリング会社として実績があり、中国国内の大型MBR案件の受注力が圧倒的に高いことから、今回の提携を決定した。

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