伊藤忠 スペインに、現地発電大手と提携し100MWの太陽熱発電所を建設

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伊藤忠商事は、スペインにおいて太陽熱発電事業に参入する。同社は、スペインの太陽熱発電事業大手のアベンゴア・ソーラー社と共同で、スペイン南部に50MWの太陽熱発電所2基を建設し、発電事業を行うことに合意。また、両社は、主にアジア・ヨーロッパ市場において太陽熱発電プロジェクトの可能性を分析し、案件開発を進めるための非独占的な提携を行う契約を締結した。

本発電所の権益は、伊藤忠商事が30%、アベンゴア・ソーラー社が70%を保有し、アベンゴア・ソーラー社が運営する。建設はすでに着工しており、2012年の操業予定。発電された電力は、スペインのフィード・イン・タリフ制度に基づいて販売される。一般家庭約52000世帯分の電力需要をまかない、CO2排出削減効果は年間約63000tと試算されている。

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