INAX 徳島県で、し尿や生活雑排水の処理システムの実験を実施

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INAXは、トイレのし尿や生活雑排水を戸別処理し、再利用・再資源化する分散型システム「エコ・サニテーション」の研究開発を、徳島県勝浦郡上勝町と共同で実施する。同システムは、住居が分散する地域における新しい汚水処理施設として期待されている。2011年1月~2013年3月まで実証研究が行われ、汚水処理の整備・維持にかかる費用削減効果や省エネ効果などが評価される。

上勝町は、日本初の「ゼロ・ウェイスト宣言」を行い、廃棄物の排出をゼロにするという方針のもと、34品目の資源ごみ分別収集に取り組んでいる。また、今年度は、総務省「緑の分権改革」推進事業の受託で、再生可能エネルギーの実証調査も行っている。今回、家庭の生ごみや汲み取りトイレ・浄化槽から排出される汚泥などの資源化や、美しい河川など景観の維持を検討するなかで、INAXと協力するにいたった。

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