コニカミノルタセンシング 既成品として国内初の基準太陽電池セルを発売

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コニカミノルタセンシングは、基準太陽電池セルでは国内初の既成品となる、結晶シリコン型基準太陽電池セル「ReferencePVCellAK-200」を12月16日より発売すると発表した。標準価格(税別)は32万円。

基準太陽電池セルは、太陽電池の性能を評価するときに照射するソーラーシミュレータ(擬似太陽光)を、国際的な標準試験条件(STC)の基準太陽光と同等に設定するために用いられている。従来、基準太陽電池セルは、測定者自らが作成するか、専門業者にオーダーメイドで注文して作成する必要があった。また、その測定値を公式なデータとするためには、基準太陽電池セルが(独)産業技術総合研究所などの校正を受け、その受け入れレベルをクリアしなければならなかった。本製品の発売により、すぐに使用できる基準太陽電池セルの入手が可能となり、導入時間とコストの大幅低減を図ることができる。

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