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伊藤忠 米電力大手とEV用リチウムイオン電池の再利用事業を展開

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伊藤忠商事は、米国の大手電力会社であるDukeEnergyCorporation(米国ノースカロライナ州:DukeEnergy社)と、先端エネルギー技術において提携し、その第一弾として、電気自動車(EV)用電池の2次利用モデルの検証を開始する。

EV用電池は、充放電を繰り返して電池性能が初期値の80%まで低下すると、交換の必要があるといわれている。伊藤忠商事とDukeEnergy社は、EV用として利用できなくなった電池が、家庭用補助電源としてのエネルギー供給や再生可能エネルギーの蓄電、EV用急速充電の電力源など様々な用途で再利用できると考えている。このため、実証プロジェクトにて、商用化に向けた2次利用ビジネスモデルの有効性の確認と、本モデルを通じたEV用電池の利用期間延長による初期電池コストの低減を図る。

両社は、DukeEnergy社の電力供給地域であるインディアナポリスで大規模な官民共同EV普及プロジェクトとして展開されているProjectPlug-INへ参画し、EV用電池が家庭用・地域用・商業用などの定置用途において2次利用された場合の性能を評価する。EV電池の2次利用モデルの技術的課題や商用化の検証を行うため、ノルウェーのEV専業メーカーであるTh!nk社製EV約80台に、合計2000kWhの米国電池メーカーEner1社製リチウムイオン電池を搭載し、データを収集・解析する。

本実証プロジェクトにおいて、DukeEnergy社は、蓄電池導入についての技術的な設計サポート等を、伊藤忠商事は、EV用電池を定置用蓄電池インフラとして活用するノウハウを提供する。伊藤忠商事は、2010年1月に米国以外の企業で初めて、ProjectPlug-INを主導しているインディアナポリスの組織ESNの幹事企業の一社となり、2010年には、つくば市において「GreenCrossoverProject」を開始し、EV用電池の2次利用モデルの開発やエネルギーマネージメントの高度化などインフラ設備の構築に取り組んでいる。

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