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中興化成・富士電機 世界初、太陽光発電機能を持つ建築用膜材を開発

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フッ素樹脂総合加工メーカーの中興化成工業は、同社の建築用膜材と富士電機システムズ製のフレキシブル型アモルファス太陽電池を一体化させて、太陽光発電機能を持つ建築用膜材「FGTソーラー」を共同開発した。「発電する建築材」として販売する予定だ。太陽光発電機能を持つ恒久膜材は、世界初だという。

同社は、本来は何も付着させない膜材と薄膜太陽電池を一体化させることに成功。従来の太陽電池パネルでは重量や美観上の問題で施工が難しかった、建築物のひさし部やトップライト、駐車場、駐輪場の屋根向けに、需要を見込んでいる。同社は、FGTソーラーをユニット化し、屋根材パネルとして販売する計画だ。パネル1枚の出力は45Wで、外形寸法は800×1900×70mm。厚みは、膜材部分が0.6mm、太陽電池が1.0mmと薄い。重量は8.3kg。価格は15万円/枚で、当初は年間3億円の売上を目指す。

中興化成が製造する膜材は、ガラス繊維にフッ素樹脂をコーティングしたもので、数十年の屋外使用に耐える恒久性を持つ。また、不燃性や外部の自然光を取り込む透光性、汚れがつきにくいセルフクリーニング性、UVカットなどの特性を有し、膜材特有の柔軟性を活かした設計自由度の高い建材として注目されている。同社は、国内唯一の恒久膜材メーカーとして、東京ドームをはじめ、バンコク国際空港や北京オリンピックのメインスタジアムである「鳥の巣」、W杯南アフリカ大会のスタジアムなど、国内外に屋根材を納入してきた実績を持つ。

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