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ミサワホーム ライフサイクルCO2マイナスを実現したエコ住宅が完成

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ミサワホーム コンセプト住宅「エコフラッグシップモデル」ミサワホームは、ライフサイクルCO2マイナス(※)を実現するコンセプト住宅「エコフラッグシップモデル」を同社高井戸本館の敷地内(東京都杉並区高井戸)に建設した。

同住宅は、創エネ・省エネ技術などにより、ライフサイクルCO2マイナスを達成するとともに、2030年の生活を見据え、最先端の環境技術と日本家屋の伝統的な知恵や工夫などを盛り込んでいるのが特長。同社は、同住宅に搭載した環境技術をベースに、平成22年度中に商品として販売する予定だ。

「エコフラッグシップモデル」は、同社が平成10年に商品化したゼロエネルギー住宅「HYBRID-Z(ハイブリッド・ゼット)」の環境性能をさらに発展させた住まいとして研究開発を進めてきた「次世代ゼロエネルギー住宅」の環境技術がベースとなっている。

同住宅の特長は以下の通り。まず、太陽エネルギーを最大限に活用し省エネ効率を高めるための「ECフォルム」という建物形状を採用しており、9.52kWと大容量の太陽光発電システムを搭載できる。また、断熱性能を表すQ値(熱損失係数)は1.05W/m2Kと、次世代省エネルギー基準(Ⅳ地域基準値=2.7W/m2K)の1/2以下に抑えるとともに、太陽熱利用や高効率エネルギー機器の採用などにより、年間のエネルギーカバー率149%を達成。これによりライフサイクルCO2マイナスを実現した。

さらに、新たな環境技術として、家庭内のエネルギー利用を最適化する蓄電池付きHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)や、プラグインハイブリッド車・電気自動車に対応する充電ステーションなど最先端の最新技術を搭載。さらに、涼風制御システム、畜冷・蓄熱効果の高い土間を採用するなど、日本家屋の伝統的な知恵と工夫で自然と一体化する家を実現するとともに、日本家屋の伝統的な設計手法である「田の字」の間取りと「十の字」の空間を設けることにより、ライフスタイルの変化に対応できるよう工夫した。

このほか、太陽光発電システムと太陽熱集熱システムが一体となったカスケードソーラーシステムによる創エネ技術、基礎断熱や付加断熱システム、高断熱ガラスなどの省エネ技術などを導入。照明にはLEDや有機EL照明を採用している。また、LED照明を利用した屋内菜園システムや、雨水循環利用や災害時の治水・貯水に役立つ雨水貯留システムなども搭載されている。

なお、蓄電池付きHEMSや次世代自動車充電ステーションについては、トヨタホーム及びトヨタグループと協力しながら早期の商品化を目指す。

※ライフサイクルCO2マイナス:LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス®)と同義。創エネ・省エネ技術などによって、居住段階でのCO2収支を大幅に削減し、住宅の建設から居住、解体・廃棄に至るまで、建物のライフサイクル全体を通してのCO2収支をゼロ以下(マイナス)にするというもの。

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