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東京ガスなど 世界初、潜熱回収型真空式ガス温水ヒーターを開発

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東京ガス潜熱回収型真空式ガス温水ヒーター東京ガスと日本サーモエナーは、真空式ガス温水ヒーターに装備する潜熱回収器を共同で開発し、世界初の潜熱回収型真空式ガス温水ヒーターを販売すると発表した。同ヒーターは、潜熱を回収することで高い熱効率を実現、また、比例制御燃焼方式を採用することで高効率化を図ったのが特長。これにより、年間の一次エネルギー消費量を1割以上削減できる見込みだという。両社は今後、最終性能試験や販売準備を進め、日本サーモエナーが来年4月より販売を開始する。

真空式ガス温水ヒーターは、主に給湯需要の大きな業務用を中心に、給湯や暖房用のお湯を供給するガス温水ボイラーの一つ。熱媒水に圧力がかからないため、「ボイラー及び圧力容器安全規則」の適用を受けず、取り扱いに免許や資格を必要としない。また、真空密閉構造のため、機器内部の腐食が非常に少なく耐久性に優れていることから、フィットネスクラブや温浴施設などで広く導入されている。

潜熱回収器は、排気ガス中の水蒸気から潜熱といわれる未利用エネルギーを回収する装置。これまで排気ガス中に含まれる潜熱は未利用のまま外気に放出していたが、潜熱回収器を装備して熱を有効に利用することにより、従来、最高で95%だった熱効率を105%に向上させ、真空式ガス温水ヒーターで最高の熱効率を実現した。

また、これまでは水蒸気から潜熱を回収すると、排気ガス中の水分が結露し(ドレン水)、潜熱回収器の熱交換器に付着するため、排気ガスからの熱回収効率が低下してしまうのが課題となっていた。しかし、今回開発された潜熱回収器は、内部の排気ガスの流れを工夫したことにより、ドレン水を効率的に取り除くことができ、高い熱効率を実現している。

さらに、バーナーの出力を100%から20%まで連続的に変えられる比例制御燃焼方式を採用したのも特長だ。比例制御燃焼方式でない場合は、バーナーの起動と停止によって負荷の調整を行っていたが、比例制御燃焼方式では、負荷が定格の20%になるまでバーナーを停止する必要がないため、起動と停止の繰り返しによる効率の低下を抑えることができる。

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