東京ガスなど 世界初、潜熱回収型真空式ガス温水ヒーターを開発

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東京ガス潜熱回収型真空式ガス温水ヒーター東京ガスと日本サーモエナーは、真空式ガス温水ヒーターに装備する潜熱回収器を共同で開発し、世界初の潜熱回収型真空式ガス温水ヒーターを販売すると発表した。同ヒーターは、潜熱を回収することで高い熱効率を実現、また、比例制御燃焼方式を採用することで高効率化を図ったのが特長。これにより、年間の一次エネルギー消費量を1割以上削減できる見込みだという。両社は今後、最終性能試験や販売準備を進め、日本サーモエナーが来年4月より販売を開始する。

真空式ガス温水ヒーターは、主に給湯需要の大きな業務用を中心に、給湯や暖房用のお湯を供給するガス温水ボイラーの一つ。熱媒水に圧力がかからないため、「ボイラー及び圧力容器安全規則」の適用を受けず、取り扱いに免許や資格を必要としない。また、真空密閉構造のため、機器内部の腐食が非常に少なく耐久性に優れていることから、フィットネスクラブや温浴施設などで広く導入されている。

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