GfK エコポイントの駆け込み需要で、対象製品の販売数が急増

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ジーエフケーマーケティングサービスジャパンは、全国の家電量販店におけるエコポイント制度対象3品目(薄型TV、エアコン、冷蔵庫)の販売動向と今後の見通しを発表した。

家電エコポイント制度については、10月8日、12月から付与するポイントを半減し、1月からは買い換えのみを対象とすることが発表された。以降、対象3品目の販売が急伸し、10月25日週の販売数量は、前年同期比で薄型TVは306.4%増、エアコンは206.0%増、冷蔵庫は50.3%増となった。対象3品目の需要は、11月末にピークを迎えた後、エコポイント終了の3月に向けて段階的に弱まると予測する。また、エコポイント付与点数の高い薄型TVの販売が急伸。2011年以降の販売の前倒しもあり、2010年の年間販売台数は2009年から600万台以上増加し、2000万台を上回る見通し。エアコンや冷蔵庫は、薄型TVと比較すると付与ポイントが少ないため効果も限定的で、テレビのように買い替えの必須要因はないが、エコポイント制度変更による影響が大きく出る結果となった。

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