丸紅・産業革新機構 官民コンソーシアムでチリ第3位の水事業会社を買収

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丸紅と官民ファンドの産業革新機構は、チリ第3位の水事業会社アグアス・ヌエバス社(AN社)を買収すると発表した。両社は50%ずつ出資し、AN社の株式を、スペインのサンタンデール銀行の子会社である投資事業会社より100%取得する。人口増加や経済成長、水環境の汚染などにより、世界の水需要は拡大しており、水ビジネス市場は2025年までに約87兆円になると予測されている。丸紅は、ペルーやチリ、中国の水処理事業にも参画しており、成長が見込まれる水市場において、今後3年間で世界トップ10を目指す考えだ。

また、本プロジェクトは、日本が水ビジネスの国際展開を図るプラットフォームの構築を目指しており、日本のEPC(設計・調達・建設)メーカーや東京都水道局などの参画も視野に入れ、海外水メジャーに対抗できる水事業コンソーシアム作りを推進する。

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