伊藤忠商事 米GEと提携し、米オクラホマ州の風力発電事業へ共同出資

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伊藤忠商事は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)とともに、米国オクラホマ州で建設中のCPVKeenanII風力発電事業に共同出資する。プロジェクトの総コストは、約3億1900万ドル(約258億円)。また、両社は、12月に予定されているKeenanIIの商業運転開始時に1億ドル(約81億円)を追加で共同出資する計画だ。本案件は、両社が5月に締結した再生可能エネルギー分野での共同投資案件発掘に関する包括提携のもとで実施される第一号となる。

KeenanIIは、2.3MWの風力発電機66機を擁する総発電容量152MWの風力発電所で、OklahomaGas&ElectricCompanyとの間に20年間の売電契約を締結している。オクラホマ州の約4万5000世帯に電力を供給し、年間約41万3000tのCO2削減効果を見込む。風力発電所建設には、サイトへの連絡道路の建設、タービン基礎工事、集電装置、変電所、送電線の建設等が含まれ、現在、予定通りのスケジュールで建設が進められている。発電所の運転・保守は伊藤忠商事の100%子会社であるNAESCorporationが行う。

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