NTTドコモなど スマートグリッドの通信規格策定に向けた実証実験を開始

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NTTドコモ、NEC、積水ハウス、バンダイナムコゲームスなどが参画する「スマート・ネットワークプロジェクト」は、スマートグリッド(次世代送電網)や電気自動車(EV)を支えるサービス基盤で利用する通信規格について検討するため、実証実験を実施する。本プロジェクトは、総務省の「ネットワーク統合制御システム標準化等推進事業」として採択されたもので、低炭素社会の実現に向けて通信規格の策定と検証を目的としている。実証実験は、横浜みなとみらい21地区にフィールドを構築し、今年11月から来年3月まで各社が共同で行う。実証実験フィールドは11月4日に完成予定。国際標準化を推進するため、11月に横浜市で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力)主要会議に合わせて、APEC会議参加者および報道関係者向けに公開する。また、APEC終了後は一般公開を行う予定だ。

本プロジェクトは、通信規格の標準化を目指す2つのグループから構成されている。ひとつは屋内の「住宅/EVネットワーク」グループ、もうひとつは、街中でのEVの活用を支える「EVサポートネットワーク」グループ。各グループで通信規格の検討を行い、実証実験はプロジェクト全体で連携して実施する。本検討の成果は、経済産業省と連携し、日本全体での規格策定に向けた議論に活かしていく考えだ。

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