矢野経済 2009年、エコキュートの出荷台数が初めて前年割れに

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矢野経済研究所は、家庭用給湯器(ガス、電気式)市場についての調査結果を発表した。家庭用給湯器市場は、新設住宅着工数の減少や景気の低迷により縮小傾向にあったが、今後、景気の回復に伴って、買い替え需要を中心に回復していくと予測する。

熱源別の動向としては、ガス給湯器が中心であった市場で、電気式給湯器、その中でも「エコキュート」が先行して回復~拡大傾向で推移し、ガス給湯器の市場縮小は免れないとみている。ガス給湯器の中では、対オール電化として期待が寄せられる「エコジョーズ」や「エネファーム」といった環境対応型製品の比率が伸びていく見込みだ。2010年は、2009年からの反動増もあり、ガス給湯器、電気式給湯器のどちらも回復傾向に転じるが、新設住宅着工数の大幅な拡大が見込み難いため、当面は微減~微増を繰り返しつつ推移する見通し。

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