東洋紡 低コストでリサイクルが容易なエアバッグ用コート布を開発

  • 印刷
  • 共有

東洋紡は、エアバッグなどに使用される基布として、これまで使用されてきたシリコーン樹脂ではなく、新たに開発したナイロン樹脂でコーティングしたコート布を開発した。コート材を分離せずにリサイクルが可能なうえ、従来の半分以下のコート量でも同等の性能を保てるため、低コスト化を実現できるという。

同社は、主に運転席や助手席用エアバッグの基布の製造・販売を手掛けてきたが、近年は前面だけでなく、側面からの衝突に備えたサイドエアバッグやカーテンエアバッグを搭載した車種が増えている。これまで得意としてきた運転席や助手席用のエアバッグ基布に加えて、今回開発したサイドエアバッグなどで使用されるコート布を投入することで、さまざまな車種、部位でのシェア拡大を狙う。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事