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カネカ 有機EL照明デバイス事業を本格展開

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カネカは、東北デバイスの有機ELパネルの設計・製造・販売事業を譲り受けて、次世代照明として期待されている有機EL照明のデバイス事業を本格展開すると発表した。新たに設立した100%子会社のOLED青森が有機EL照明デバイスを製造し、カネカが販売を担う。OLED青森への出資額は2億5000万円。照明用光源デバイスの世界市場は、2009年の約2兆8000億円から2020年には約5兆円になると予測されている。有機EL照明は、次世代光源として、今後の用途拡大が見込まれており、同社では有機EL照明デバイス事業の売上高として、2015年に約200億円、2020年に約1000億円を目指す。

有機EL照明は、有機材料に電圧をかけると発光する現象(有機EL)を利用した照明。薄くて軽くフレキシブルで、温暖色の柔らかい光を放ち、エネルギー効率が高いなどの特長を持つ。同社は、有機EL照明の特長を生かし、白熱電球や白熱灯に代わる省エネ照明として、レストランなどの店舗照明や高級住宅用のデザイン照明分野等から事業を展開する。さらに性能向上とコストダウンを図ることで、住宅やオフィス照明、自動車内装照明などの市場に事業を拡大していく。また、今後、欧州のほかグローバルに市場が立ち上がるとみており、世界市場での地位を構築していく考えだ。

東北デバイスは、現在民事再生手続き中で、9月27日に東京地方裁判所の許可を得たことから、30日に事業譲渡を行う予定。同社は、高い技術力と生産能力を有し、白色有機ELパネルの量産を世界で初めて開始した実績を持つ。カネカは、同社の技術と、自社の有機EL技術や太陽電池の研究開発で得た大型真空薄膜プロセス技術などを組み合わせて、他社に先駆けて照明用途の有機ELデバイスの量産化技術を確立していく。

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