三菱商事 スペイン電力大手と提携し、EV充電インフラに関する調査を実施

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三菱商事は、スペイン電力会社大手のEndesaS.A.(エンデサ社)と提携し、電気自動車(EV)の充電インフラ整備について、共同で予備調査事業を実施する。両社は、本調査でEV関連技術の開発を目指しており、「ビークル・トゥ・グリッド(V2G)」技術とEVの導入、関連インフラの整備なども含めた調査で協力する。V2Gは、EVに搭載される蓄電池を、スマートグリッド(次世代送電網)の構成要素のひとつとする技術。本調査期間は2011年3月まで。実証試験の共同実施契約(JointImplementationAgreement)に合意後、両社で実証試験を行う予定だ。

エンデサ社は、スペインを代表する電力会社で、9ヵ国で事業を展開、38400MW規模の設備容量を持つ。スペイン・ポルトガルでは、天然ガスや再生エネルギー分野を推進している。また、同社は先進的なスマートコミュニティの構築にも参画しており、スペインマラガ市で、アクシオナ社、グリーンパワー社などと共に「SmartCity」プロジェクトを実施している。

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