富士経済 世界のスマートグリッド市場は2020年に5兆8,170億円

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富士経済は、スマートグリッド(次世代送電網)への各国・各地域の取り組み状況を調査し、世界のスマートグリッド関連市場の現状と今後を予測した。スマートグリッドは、米国オバマ政権が打ち出した「グリーンニューディール政策」の目玉施策として注目を集め、現在、世界的に構築に向けた取り組みが進められている。

同レポートでは、世界のスマートグリッド関連市場は、2009年が9405億円、2010年が1兆2897億円(見込)で、2020年に09年比619%の5兆8170億円になると予測する。主要市場では、双方向の通信機能を備えた電力計のスマートメータ/AMI(高度検針インフラ)の市場が、2009年は4040億円、2010年は5600億円(見込)で、2020年に09年比322%の1兆3000億円となる見込み。また、電力使用量のピーク時に、スマートメータ等を通じて電力消費を削減する仕組みであるディマンドレスポンスの市場が、2009年は382億円、2010年は560億円(見込)で、2020年に09年比1021%の3900億円となるとみている。

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