丸紅 米国カーギル社と、温室効果ガス削減事業で提携

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丸紅は、米国カーギル社と、途上国における森林減少・劣化対策や再生可能エネルギープロジェクトを含む温室効果ガス削減事業の開発と、その事業に関連した排出権の組成や販売で提携する。両社は、広範な分野での温室効果ガス削減事業の協業を推進する方針だ。

丸紅は、従来から海外の温室効果ガス削減プロジェクトに参画し、京都議定書に定めるクリーン開発メカニズム(CDM)による排出権を獲得し、日本政府をはじめ、国内の需要家向けに販売する排出権ビジネスを手掛けてきた。現在、中国浙江巨化公司フロン分解プロジェクト(中国)やガンウォン風力発電プロジェクト(韓国)などに参画。水力発電、風力発電をはじめ、メタンガス回収利用やフロン類の分解事業など、様々なプロジェクトで排出権を調達している。今後は、2013年以降のポスト京都次期枠組みの下での温室効果ガス削減事業の開発を視野に入れ、排出権を調達するプロジェクトを多様化し、日本国内での需要に対応していく考えだ。

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