日新電機 分離膜を採用した、食品工場向けの排水処理システムを発売

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日新電機は、食品工場向けの接触曝気式排水処理設備「沈殿槽型ハイキューブシステム」に中空糸膜(分離膜)を適用した新製品「分離膜型ハイキューブシステム」を開発し、8月16日から販売を開始する。分離膜技術により処理能力を2倍に向上させ、処理水の再利用も可能にしたのが特長。従来の「沈殿槽型ハイキューブシステム」も含めて、2011年度国内で10億円の売上を目指す。

「分離膜型ハイキューブシステム」は、接触曝気方式に最新の分離膜テクノロジーを融合させ、従来方式を大幅に上回る処理能力を備えた食品工場向けの排水処理設備。分離膜には、住友電工ファインポリマー製の中空糸膜「ポアフロン」を採用した。標準活性汚泥方式に比べて約5倍、「沈殿槽型ハイキューブシステム」に比べて2倍の処理能力を有する。

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