アイサプライ 2011年の太陽光発電世界市場は前年比42.7%増

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米国の調査会社アイサプライは、2011年の太陽光発電の世界市場についてレポートを発表した。同レポートによると、2011年の市場は、システム等の価格低下が各国政府の補助政策の削減を補う形となり、引き続き拡張。太陽光発電システムの設置は、2010年の14.2GWから42.7%伸びて20.2GWになる見込みだ。

国別でみると、第1位のドイツでは、2011年に2010年(6.6GW)から43.9%増の9.5GWの太陽光発電システムが設置される。2009年比73.6%増となった2010年と比べると、伸び率は低下する形だ。第2位のイタリアでは、2011年に2010年(1.3GW)から53.6%増の2GWが設置される。米国では、2011年に2010年(1.1GW)から79.3%増の1.9GWが設置され、世界第3位となる。フランスと日本は、初めて1GWの大台を超え、第4位と第5位になる。チェコ共和国は、補助政策の大幅な引き締めにより、2011年は大きく後退し、2010年の1GWから150~250MWまで急落する。

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