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日立電線 マレーシアに太陽電池用PVワイヤーの製造拠点を新設

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日立電線は、太陽電池モジュールの導体に使用されるPVワイヤーの需要増大に対応するために、日本、中国に続く、3つ目の製造拠点をマレーシアに新設すると発表した。マレーシアのHitachiCable(Johor)Sdn.Bhd.(ヒタチケーブル・ジョホール社)内に製造設備を導入し、8月より本格稼動を開始する。設備投資金額は約5億円。同社グループは、PVワイヤーの世界3拠点での供給体制を確立するとともに、今後、新製品開発力や生産能力を強化し、PVワイヤーを中心とした太陽電池向け配線材の売上高を2009年度の約40億円から2012年度には90億円へと拡大を図る。

PVワイヤー(PhotovoltaicWire/平角はんだめっき線)は、太陽電池モジュールにおいて、太陽電池のセル同士をつなぎ合わせ、発生した電力を集める導体としての役割を担う。同社は、2000年よりPVワイヤーの製造を開始。現在、「NoWarp」のブランドで展開しており、PVワイヤーの世界市場で約20%のシェアを獲得している。

太陽電池モジュールで主流となっている結晶シリコン太陽電池セルの場合、セルの薄型化に伴い、PVワイヤーとの接続時に発生する熱応力の影響を受けやすくなり、反ってしまう場合がある。「NoWarp」は、熱処理条件の最適化により、高い導電率を保持しながら、熱応力を緩和し、セルの反りを発生しにくくする柔軟性を有している。

太陽電池モジュールは、出力容量ベースで年平均約22%の成長が見込まれており、2015年には2009年比で約3.3倍まで市場拡大するとみられている。それに呼応する形で、PVワイヤーの需要も増加しているという。

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