富士経済 LEDやエコカーに利用される熱制御・放熱部材の世界市場を調査

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民間調査会社の富士経済は、LEDやエコカーなどを中心に、採用拡大が見込まれる放熱・熱線遮蔽・断熱部材の世界市場を調査した。熱環境の調整を行う「熱制御(熱管理)」は、「放熱」「熱線遮蔽」「断熱」の3機能に大別され、放熱部材はエレクトロニクス分野、熱線遮蔽・断熱部材は主に建築分野で使用されている。

2009年の放熱部材市場は、世界的な景気低迷の影響を受け、前年比8.8%減の1901億円となった。LED照明や太陽光発電システム、ハイブリッド車・電気自動車、パワーモジュールを用いる産業機器などの分野では、発熱量の増大により放熱部材の必要性が高まっており、高成長が見込まれる。2015年の市場は、2010年(見込)比1.2倍の2729億円となると予測している。

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