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中国電力・NEC 分散型電源用転送遮断システムのフィールド試験開始

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分散型電源用遮断システムの開発を進めている中国電力とNECは、スマートグリッドの基盤技術の検証のため、中国電力エネルギア総合研究所構内でフィールド試験を開始した。平成24年度の実用化に向け、2年程度のフィールド試験を行い、国内外への事業展開を目指す。研究開発から実用化までの開発費用は、約3億円だ。

近年、太陽光発電の普及が急速に進んでいるが、配電線の事故等によって停電が発生した場合、電力会社からの電力供給が停止されても分散型電源の発電が継続する単独運転が起こることがあり、感電や電気設備故障の拡大などトラブルの原因となることが懸念されている。同システムは単独運転を防止するもので、安定的に電気を送ると同時に、スマートグリッドにおける監視制御、双方向通信システムとしても利用できる。家庭用の太陽光発電など電圧の低い系統に接続されている分散型電源を、電力線通信を利用し転送遮断するシステムの開発は、世界で初めてだという。

フィールド試験では、耐環境性能、長期動作安定性などを確認するとともに、装置の保守・設置方法などを検討する。試験用システムは、変電所情報提供装置、転送遮断信号伝送装置(親局)とその中継装置(中継局)、受信装置(子局)で構成され、各装置は、エネルギア総合研究所構内の本館6階、屋外配電実験場、太陽光フィールドに設置される。

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