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竹中工務店 工場空調・生産設備一体化システムでCO2を30%削減

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竹中工務店は、今年6月、ミネラルウォーター製造工場「富士の湧水第3工場」に、冷熱源が不要な工場空調・生産設備一体化システムを初めて導入した。同システムは、地下水のみで工場施設内の冷房と製造過程における製品の冷却をまかない、冷房・冷却時に生じる空調の廃熱を製品の予熱に転換するというもの。導入前に比べて、工場全体でCO2排出量を約30%(建物設備で約90%、生産設備で約17%)削減した。

近年、食品工場では、「HACCP(危害分析・重要管理点)」準拠などの衛生管理強化に伴い、CO2排出量が増加している。CO2の大半は工場での製造工程で生じており、この部分のCO2削減が課題となっていた。今回、冷熱源設備を用いず、建物全体を冷房した空調用地下水を、倉庫内の製品冷却などに段階的に利用(カスケード利用)し、そこで得た廃熱温水で効率的に製品予熱を行う仕組みを導入。建物だけでなく、生産ラインのCO2削減にまで踏み込んだシステムを構築することで、CO2排出量削減を可能とした。また、CO2削減だけでなく、地下水の使用量も低減している。

山梨県富士吉田市の国立公園内にある「富士の湧水第3工場」は、既存樹木や緑地を保存し、周辺環境に溶け込むような外観デザイン、昼光利用、自然換気など、環境に配慮した設計を採用している。

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