日東電工 シンガポールの下水処理場でMBR向けの大型精密ろ過膜を受注

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日東電工と100%子会社のHydranauticsは、シンガポール・ハイフラックス社から、シンガポール最大の下水処理場で使用する、膜分離活性汚泥法(MBR)用の精密ろ過膜を受注した。同製品は三菱レイヨン製で、施設のコンパクト化や水処理の高度化を実現する。プラント建設地はシンガポール・ジュロン地区の下水処理場で、受注量は45000m3/日(造水量ベース)。2011年後半に稼働予定だ。

MBRは、下水や工場排水の浄化に使われる活性汚泥法の一種で、活性汚泥と処理水との分離に精密ろ過膜などを使用する。従来の沈殿池が不要なため施設をコンパクトにできるうえ、高度な水処理技術により水質の良い水を確保できるのが特長だ。

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