フジプレアム・デュポン 25%軽量化した結晶シリコン系太陽電池を開発

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フジプレアム及びデュポンは、従来型の結晶系シリコン太陽電池より約25%軽量化した、薄型両面ガラスタイプの結晶系シリコン太陽電池モジュールを開発した。モジュールの軽量化については、これまで耐候性に問題があったが、今回開発されたモジュールは、従来型のガラスとバックシート構造をデュポン™PV5300と薄板ガラスの組み合わせに替えることで、強度、硬度、耐衝撃性を維持しつつ、軽量化と耐候性の向上を図った。今年中に、フジプレアムが発売を開始する。

同モジュールは、厚み3.2mmの従来のガラスとバックシート構造のPVモジュールに対し、表面、裏面ともに1.1mmの薄板ガラスに置き換え、新しい封止材としてデュポン™PV5300アイオノマーシートを使用することにより、軽量化を実現した。フジプレアムの技術により、デュポン™PV5300と薄板ガラスでシリコンセル及び電気回路をラミネートすることに成功し、薄型両面ガラスタイプ太陽電池モジュールの実用化に成功した。

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