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東京ガスほか 太陽熱を活用した業務用空調システムの販売を開始

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東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの都市ガス3社は、川重冷熱工業、三洋電機、日立アプライアンスと共同で、太陽で暖められた熱を利用して冷房を行う業務用の空調機「ソーラー吸収冷温水機」を開発し、6月から製造・販売を開始する。

また、都市ガス3社は、同冷温水機を活用した業務用空調システム「ソーラークーリングシステム」も開発。オフィスビルや学校、病院、工場など向けに、太陽熱を利用した省エネ型空調システムとして売り込む。東京ガスは、先陣を切る形で、8月から100%子会社のエネルギーアドバンス(ENAC)とともに販売を開始する予定だ。

「ソーラー吸収冷温水機」は、太陽熱利用のために専用設計された空調機。太陽熱を優先的に利用するとともに、雨天の日などで熱が不足する時も、自動的にガスでバックアップを行うことで、省エネ性と必要な能力の安定的な確保を実現した。また、低い温度の太陽熱でも効率的に利用する機能や、集熱器から取り出す温水をできるだけ低い温度で利用する制御機能などにより、ガス単独で運転した際の冷房定格COP1.3以上(電気式の冷房定格COP3.5以上に相当)を達成した。

東京ガスとENACが発売する「ソーラークーリングシステム」は、夏期はソーラー吸収冷温水機を用いて冷房を、冬期は暖房熱交換機を用いて暖房を行う冷暖房システム。冷温水機に太陽熱を集める集熱器、独自開発による制御盤を組み合わせ、放熱ロスの要因となる蓄熱タンクを使用しないシステムとして開発した。冷暖房に必要とされるエネルギーの約20%を太陽熱でまかなうことができるため、従来のガス空調システムと比べて、延床面積4000m2(3~4階建て)のビルの場合で、冷暖房に使われる年間の一次エネルギー消費量を約24%、CO2排出量を約21%(約34トン)低減できるという。両社は、本システムの設計、施工、メンテナンスなどを行うワンストップサービスとして販売するほか、ENACが設備を所有・管理し、顧客からエネルギーサービス料をもらうというビジネススキームも展開することにより、拡販を図る。

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