パナソニック 工場まるごと省エネ支援サービスで、12年に60億円目指す
パナソニックは、今年4月より、同社のCO2削減のノウハウを活用し、工場の省エネに必要な技術・設備・人材・資金を包括的に提供する省エネ支援サービスを開始した。工場や事業場における省エネへのニーズが高まるなか、同社はこれまで培ってきたCO2削減ノウハウをベースに「工場まるごと省エネ」を段階的に推進し、2011年度から本格的に事業に乗り出す。中国など海外展開も視野に、2012年には60億円の販売を目指す。
従来のサービスが空調、電気、ガスなど原動設備を対象とするのに対し、同サービスでは、原動設備に加え、生産設備の稼働状況などを総合的に判断し、工場全体の省エネを図るのが特徴。昨年度、同サービスの基幹技術となるSE-Linkをエナジー社和歌山工場に導入し、導入前と比べてCO2排出量を15%削減した実績がある。
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