DOWAメタルマイン チェコに新会社を設立し、白金族の回収事業を拡大

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DOWAホールディングスの子会社・DOWAメタルマインは、豊田通商の欧州統括子会社であるN.V.TOYOTATSUSHOEUROPES.A.と共同で、使用済み自動車触媒の粉飾・サンプリング・試料調整・簡易分析などを行う新会社をチェコに設立する。新会社名は「NIPPONPGMEUROPE」。資本金は1億円で、2011年7月操業開始予定。

各国の排ガス規制強化により、自動車触媒の搭載率が世界的に上昇するなか、DOWAホールディングスは、日本と北米を拠点に白金族回収の原料となる使用済み自動車触媒などの回収を行ってきた。今後、欧州市場においても自動車触媒の搭載が本格化することが見込まれるため、北米に次ぐサンプリング拠点として、チェコに新会社を設立し、欧州での集荷拡大を目指す。更に、アジア圏における原料集荷も強化し、白金族金属の生産をより拡大したい考えだ。

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