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STマイクロ 太陽光発電の高効率化を実現するICを発表

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総合半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクスは、太陽光発電システムにおける電力最適化機能と電力変換機能を兼ね備えた業界初のICを発表した。この新製品SPV1020を住宅用から大規模な産業用のシステムまで、あらゆる太陽電池パネル・アレイに使用することで、より低コストで、より大量のエネルギーの供給ができるようになるという。同社は、今年11月に量産を開始する予定。単価は、1000個(最小発注数量)購入時で5ドル/個。

SPV1020は、アレイ内の全パネルに対して最適な補正を行う集中型MPPT(最大電力点追従)とは異なり、各パネルに対して個別に補正を行う分散型MPPTが可能だ。MPPTは、太陽光発電システムにおいて、日射強度の変動や遮光、温度変化、パネルの不整合、老朽化などによる電力の変動を補正し、出力回路を自動調整するもの。分散型MPPTは、一部のパネルに障害が発生した場合でも、パネルごとの抽出電力を最大限に確保できるため、発電を高効率化することができる。

また、分散型MPPTを導入するには、アレイ内のパネルごとにディスクリート部品のネットワークが必要となるが、SPV1020は、このネットワークを1チップに置き換えることができる。さらに、パネルからの低いDC出力電圧を高いDC電圧まで昇圧するDC-DCコンバータを内蔵している。そのため、SPV1020を使用することで、設計の簡略化と部品点数の低減ができ、分散型MPPTの低コスト化を可能とした。

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