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DOWAエコシステム 微量PCB廃棄物の無害化処理事業を開始

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DOWAエコシステムは、秋田県と岡山県の3拠点で、微量PCB(ポリ塩化ビフェニル)汚染廃電気機器等の処理事業を開始すると発表した。同社は、平成17年度から環境省による微量PCB汚染廃電気機器等の焼却実証試験に参画し、秋田など各処理拠点での焼却実証試験により、安全にPCBを分解・処理できることを確認している。今後は、政府が定める無害化認定制度等に基づき、認定及び許可取得の申請を行い、受入・処理を開始する。同社は、関東地区等での実施も検討しており、全国へ順次展開して、同社グループ全体で年間3万t規模の処理体制を構築する考えだ。

秋田県では、平成22年中に微量PCB汚染絶縁油の処理を開始し、段階的に処理品目を拡大していく。絶縁油によって汚染されたトランス容器・油入りケーブルなどの廃電気機器等の処理も行う計画だ。また、岡山県では、連続式の専用焼却炉による微量PCB汚染廃電気機器等の処理事業を計画している。事業化にあたり、最大で48t/日の処理能力を持つ焼却炉を建設し、平成23年10月から運転を開始する予定だ。

PCBは、絶縁性や不燃性などの特性を持ち、変圧器等の電気機器の絶縁油として広く使用されていたが、昭和43年のカネミ油症事件をきっかけに、その有害性が社会問題化し、国内では昭和47年に製造が中止された。PCBを含む電気機器等の廃棄については、「PCB廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」(平成13年7月15日施行)に基づき、高濃度のPCBを含む電気機器等の廃棄物は、政府が全額出資する日本環境安全事業(JESCO)において処理が行われている。また、「微量PCB汚染廃電気機器等」と呼ばれる、数mg~数十mg/kg程度のわずかなPCBが混じった絶縁油を含む電気機器等の廃棄物についても、適正な早期処理に向けて、政府によって制度の検討が進められてきた。

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