カネカソーラーテック 薄膜系太陽電池新設備が稼働し、年産150MWへ

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カネカ100%出資子会社であるカネカソーラーテックは、薄膜系太陽電池の生産能力増強工事を進めてきたが、このたび新設備を竣工し、2010年6月から順次稼働する。

今回の能力増強設備には、製造コストの大幅なコストダウンを目指し、薄膜製造装置の独自開発による設備費の大幅低減、独自の製膜技術による生産効率と収率の向上、使用部材のコストダウンや基板の大面積化による製造プロセスの革新など様々な技術が盛り込まれている。これにより、薄膜系では世界最高水準となる変換効率12%の「薄膜シリコンハイブリッド太陽電池」を80MW/年増強し、トータルで年産150MWを実現する。

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