東芝 カザフスタン国営企業とレアメタル関連の合弁会社を設立

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東芝は、カザフスタン共和国の国営企業であるカザトムプロム社と、レアメタル分野に関する合弁会社を設立すると発表した。必要な許認可を取得後、9月に設立する予定。資本金は500万ドル(約4億6000万円/2010年6月4日現在)で、出資比率はカザトムプロムが51%、東芝が49%。

新会社では、両社で開発した超電導機器用の材料として使用されるニオブ材や、核融合炉などに使用されるベリリウム材などの応用製品、タンタル材を世界的に販売する。また、ウラン採掘の際、副産物として得られるレアメタルを回収する技術を活用し、航空機やガスタービン用のスーパーアロイに用いられるレニウム、電気自動車やハイブリッド車のモーター用材料として用いられるネオジウム、ディスプロシウムといったレアメタルを回収・販売するほか、カザフスタン国内における新規供給原探索などについても検討し、事業拡大を進めていく考えだ。

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