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JFEエンジ 3分で充電できる、EV用の超急速充電器の開発に成功

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JFEエンジニアリングは、電気自動車(EV)に3分間で充電できる「超急速充電器」を開発した。それに伴い、商品化・事業化を推進する新組織「超急速充電器プロジェクトチーム」を発足させ、今年度中の市場投入を目指す。

EVを電池容量の80%まで急速充電する場合、現状では約30分かかり、充電時間の長さがEV普及のネックになってきた。そこで、同社では利用者に受け入れられる充電時間を3分と考え、3分間で充電できる超急速充電器の開発を進めてきた。充電器内の蓄電池に夜間蓄えた電力を、別の特殊な電池で吸い上げ、EVに一気に放出する技術で、短時間での充電を実現させた。

同製品は、3分間で電池容量の50%、5分間で70%の充電ができる。自家用車の1日の走行距離は、一般的に平日で40km以下、休日でも60km以下といわれている。フル充電での航続距離が160kmのEVの場合、50%充電で80km走行できる計算になり、1日の走行距離をカバーできると考えられる。

また、超急速充電器はコスト削減も可能。ガソリンスタンドに急速充電器を設置する場合、通常の急速充電器は蓄電機能を持たず、受電容量を増強するための設備投資を行う必要があるため、充電器本体と合わせると1000万円近くのコストがかかる。今回開発された超急速充電器の場合は、受電容量増強が不要になるため、初期投資が600万円程度に軽減されるほか、電力基本料金の削減や、安価な夜間電力使用により電気代の削減などが見込まれる。同社は、2020年に国内で75万台と予測されているEV充電器市場を、さらに拡大させたい考えだ。

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