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富士経済 リチウムイオン電池市場は15年に1兆円超と予測

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富士経済は、エコカーなどの輸送機器用をはじめ、太陽光・風力発電などの電力貯蔵用、産業機械用、家電分野用に使われる大型二次電池の世界市場を調査した。同レポートによると、世界の大型二次電池市場は、12年には09年比1.9倍の1兆3197億円、15年には同3.1倍の2兆1940億円と拡大する見込み。中でも、リチウムイオン電池は、電気自動車などのエコカー用途や、ニッケル水素電池からの代替需要が12年以降加速し、2015年は09年見込比7.6倍の1兆1726億円となると予測している。一方、ニッケル水素電池は、リチウムイオン電池への代替により微減推移となり、09年見込比136.8%の1951億円となる見込み。

分野別の製品でみると、自動車/輸送機器分野の蓄電デバイス市場では、プラグインハイブリッド車や電気自動車など、1台に大容量電池を搭載するエコカー向けが大きなシェアを占めると予測する。電力貯蔵/負荷平準化分野では、メガソーラーなど大規模施設のほか、スマートグリッドやマイクログリッドといった新しい需要による増加も期待され、大幅な成長が見込まれている。蓄電デバイス市場では、特に「住宅用発電・蓄電システム」で、日本国内においてリチウムイオン電池を用いた製品が投入されることで、大きな成長が予測される。15年の住宅用発電・蓄電システムは09年比約190倍の1512億円に成長すると見込む。

ハイブリッド車に搭載されるリチウムイオン電池の2015年の市場は、2009年見込み20億円の91倍となる1820億円に、電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池の2015年の市場は、2009年見込み40億円の67.4倍となる2695億円になると予測している。住宅用発電・蓄電システムでは、リチウムイオン電池は10年より徐々に市場投入され、量産効果と複数メーカーの価格競争で市場は拡大し、2015年は1379億円の市場になるとみている。

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