日本郵船 米貨物ターミナルにソーラーフロンティア製CIS太陽電池を採用

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日本郵船は、同社の米ロサンゼルス港自営ターミナルであるYusenTerminalsInc.社(YTI社)において、同港で初めて太陽光発電システムを導入し、稼働を開始したと発表した。今回導入したシステムは、ソーラーフロンティア(旧昭和シェルソーラー)製CIS薄膜太陽電池。同社グループの郵船商事と共同で、96枚のパネルを設置し、年間発電量として約11800kWh、CO2排出の削減量として約23000m2の植樹に相当する効果を見込む。また、海水など海洋環境への耐久性を実証するため、パネルは埠頭に隣接した場所に配置された。

YTI社は2003年3月、ロサンゼルス港のコンテナターミナルとして初めて環境マネジメントシステム(EMS)の国際標準規格ISO14001の認証を取得し、環境問題に積極的に取り組んでいる。またロサンゼルス港全体で、太陽光発電により10MW規模の発電容量をまかなうとする同港の5ヵ年計画を支援している。

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