日立 カナダ州政府とCO2地下貯留やスマートグリッドの技術開発で提携

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日立製作所は、カナダサスカチュワン州(サスク州)政府とエネルギー・環境分野の開発に関する協力で合意したと発表した。サスク州政府が、同分野での協力先として民間企業と提携するのは、今回が初めて。両者は協定に基づき、それぞれが保有する新しい低炭素エネルギー技術の情報を相互に提供し、火力発電のCO2回収・貯留(CCS)技術、排気ガス処理設備(AQCS)、ボイラー・蒸気タービン発電機、再生可能エネルギー、スマートグリッド技術の5分野で協力する。

日立はサクス州と40年以上にわたり、石炭火力や天然ガス火力、風力など、さまざまな発電分野で協力関係にあり、日立は、同州の電力会社サスクパワー社に発電設備を提供してきた実績を持つ。今年2月には、サスクパワー社とCCS技術などの低炭素エネルギー技術分野における技術開発と運用で協力協定を結び、同社が計画を進めるバウンダリーダムCCS実証プロジェクト向けに150MW級の蒸気タービン及び発電機を受注している。

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