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日東電工 豪州の海水淡水化プラント向けに新製品の逆浸透膜を受注

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日東電工は、ThiessDegremont社から新製品の逆浸透膜(RO膜)「SWC6MAX」を受注した。同製品は、世界トップレベルの高透水性と高脱塩率を両立させたもので、オーストラリア・ヴィクトリア州で建設中の海水淡水化プラント向けに納入される。今回、同社がRO膜を受注したのは、豪州で6つ目となる大型海水淡水化プラントで、官民連携により共同事業を実施するPPP形態(※)で進められている。完成予定は2011年12月末。稼動後は、日量44万t、年間約1億5千万tの水をメルボルンからポートタウン西部等へ供給する。

新製品のRO膜「SWC6MAX」は、海水淡水化用途膜において、最も大切な要素でありながら、二律背反の関係にあった透水性と脱塩率を両立させることに成功。世界最高性能の高透水性と高脱塩率(99.8%)を実現し、同社従来品と比べると約1.5倍の透過水量が得られるという。海水を淡水化するときに必要な操作圧力を低減できるため、省エネルギー化も図れる。

豪州では、2000年以降たびたび旱魃が起こっており、政府の研究機関などの推計によると、今後、旱魃の期間は2030年までに最大で1990年比で2割増加するとみられている。旱魃に備えて、国内の水使用量の約2/3を占める農業用水を確保するための水対策が急務となっている。

※PPP形態とは:Public-PrivatePartnershipの意。官民がパートナーシップを組んで共同で事業を行うという官民協力型の契約形態を指す。

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