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富士電機システムズ 100~150℃の低温に対応する地熱発電設備を発売

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富士電機ホールディングスの中核事業会社である富士電機システムズは、従来は使えなった低温度の地熱が利用できるバイナリー発電設備(2000kW)の販売を開始した。一般的な地熱発電(フラッシュ発電)は、150℃以上の蒸気でタービンを回して発電するのに対し、バイナリー発電の場合、100~150℃の蒸気を熱源にして、沸点の低い媒体を蒸発させて発電する。これまで使えなかった低温の蒸気や、地熱発電で利用後に地中に戻していた低温温水を有効利用することができるのが特長。富士電機グループでは、2010年に国内の受注から開始し、フラッシュ発電とバイナリー発電の両方を提供する「地熱エネルギーのトータルソリーション」により、2011年の受注規模として25億円をめざす。

地熱発電は、化石燃料に比べてCO2の排出量が少なく、自然エネルギーのなかでも安定的に利用できるエネルギーとして期待されている。東南アジアや豪州、中南米を中心に、世界各国で2011~2014年で年間平均160MWの新規建設が見込まれているほか、新技術の開発により、5~10年以内にバイナリー発電の設備容量も増加すると見られている。同グループでは、既設の地熱発電設備にバイナリー発電を追加設置する市場もターゲットにしながら受注拡大を図る。

富士電機グループでは、1970年代から、東南アジア、ニュージーランド、アメリカ、アイスランドなど世界各地に地熱発電設備を納入してきた実績を持ち、グループ全体として、地熱発電事業を今後の注力事業のひとつに掲げている。

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