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日立 フィンランド大手電力会社と低コストなCO2回収技術を共同開発

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日立製作所とバブコック日立は、フィンランドの大手電力会社フォータム社と、火力発電所から排出されるCO2を分離・回収して貯留するCCS(CarbondioxideCaptureandStorage)技術の実用化に向け、CO2を回収する技術を共同開発した。

今回の共同研究では、CO2回収技術として、排気ガスの循環部分の腐食を防ぐシステムや熱交換システムの導入により、低コストで発電所の効率低下を1~2%抑制する独自の酸素燃焼システムを開発した。また、空気燃焼より容易にCO2を回収できる酸素燃焼方式へ切り替える時や、出力を下げて運転する時にも炎を維持する高性能バーナーを開発し、安定的なプラント運転を可能とした。

CCS技術は、地球温暖化の原因とされる大規模火力発電所からのCO2排出を抑制する方法として注目されており、日立グループでは、CO2分離・回収の市場規模は現在から2020年までの累計で約3兆円、2030年までの累計で35兆円以上に拡大すると見込んでいる。同グループは、CCS技術について、2月にカナダのサスカチュワン州立電力会社サスクパワー社と開発と運用に関する協力協定を締結しているほか、国内外で共同研究・実証実験を行うなど、取り組みを強化している。今後、世界の石炭火力発電所でのCCS実証案件及び商用案件に対し、積極的に受注活動を展開していく考えだ。

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