富士経済 EV用充電器やNAS電池など、スマートグリッド関連市場を予測
富士経済は、スマートグリッド(次世代送電網)の基幹設備となるパワーネットワーク(電力・ガス供給網)関連機器の国内市場を調査した。
2009年のパワーネットワーク関連機器の市場は7056億円で、2015年は1兆700億円(09年比151.6%)となる見通し。2009年は、太陽光発電の普及に伴い、太陽光発電用パワーコンディショナが住宅向けを中心に拡大した。今後の予測としては、2010年から電力各社の積極的な導入策を受け、スマートメーターが急伸すると見られているほか、風車ブレードピッチ制御装置、太陽光追尾装置(2015年以降)なども拡大する見込み。また、NAS電池についても、風力・太陽光発電の出力安定化や電力負荷の平準化などへの採用をはじめ、スマートグリッドの普及に伴い、需要がさらに拡大すると予測されている。
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