住友信託銀行 生物多様性に対するオフィスワーカーの意識調査を実施

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住友信託銀行は、「生物多様性に対するオフィスワーカーの意識調査」を行った。結果概要によると、オフィス周辺の緑地は、優れた景観性の実現に加え、ヒートアイランド現象の抑制や、日射の緩和によるエネルギーコストの削減などにも貢献するという結果が得られた。また、それ以外にも、オフィスワーカーへのリラクゼーションの場の提供など、精神面にもプラスの効用をもたらしていることが示された。オフィス周辺の緑化において、地域生態系の保全へ配慮することは76%が賛成と回答しているが、それにより生態系の保全が図れると思うという回答は45%で、開発によって消失する自然を他で補うこと(オフセット)が必要という考えが70%以上を占めた。

本調査は、住友信託銀行が住信基礎研究所に委託して実施した。東京都内の緑化に配慮したオフィスビルと緑化に配慮していないオフィスビル、大阪市内の緑化に配慮したオフィスビルの3つのビルの入居している3社に勤務するオフィスワーカーに対して、アンケートを行い、(1)就業するオフィス及び近隣の自然環境についての満足度、(2)生物多様性の重要性の認識、(3)その自然環境の影響や効果、について調べることを目的として行われた。

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