東北電力 約2,000戸でスマートメーターによる遠隔検針の実証実験開始

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東北電力は、2010年度下期から、通信機能を搭載し、電力使用量を把握・制御する「スマートメーター」を利用した遠隔検針の実証実験を実施する。スマートメーターを一般家庭に試験導入する実証実験は、東京電力も実施する予定。東北電力では、他地域に比べて広い営業エリアに顧客が分散している地域特性をもとに、管内の約2000戸の顧客に設置し、電気使用量などの計量データを、通信媒体を活用して収集する。山間部や都市部など検針環境の違いで3パターンに分けて、2010年度下期から2012年度末にかけて、順次実施していくという。

同社が導入するスマートメーターは、電力使用量を30分単位で計量・記録する機能のほか、遠隔操作による開閉機能、停電を検知する機能なども装備している。将来的には、顧客へ電力使用状況を伝えるサービスにも活用していく考えだ。

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