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日立プラント バラスト水浄化システムが日本政府の型式承認を初取得

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日立プラントテクノロジーと三菱重工業が共同で開発した「日立バラスト水浄化システム」が、日本政府から初めて、国際条約に規定されているガイドラインに基づく型式承認を取得した。今後、バラスト水の排出基準の適用に伴い、外航船にはバラスト水の処理装置の搭載が必要となるため、積極的な営業活動を展開し、2012年に年間100台の受注をめざす。

バラスト水は、船舶のバランスを保持するために重しとして使われている海水で、採水した国とは違う国の港で排出されることが多い。バラスト水には採水地域のプランクトンや菌類などが含まれているため、排出時に外来生物を一緒に放出し、その海域の生態系に影響を及ぼすことが国際問題化している。そのため、2004年2月には、IMO(国際海事機関)で「船舶バラスト水及び沈殿物の制御及び管理のための国際条約(バラスト水管理条約)」を採択し、国際航海を行う船舶には段階的に「バラスト水排出基準」を適用することが定められた。2017年にはすべての外航船で適用される予定だ。

日立プラントテクノロジーと三菱重工業は、浄水場などでプランクトンや菌類の除去に用いている凝集技術と、雨水の高速下水処理等向けの磁気分離技術を組み合わせて、本システムを開発。LPG船に搭載した船上試験とともに、東京湾での実規模装置による陸上試験を実施した結果、ともに「バラスト水排出基準」をクリアし、本型式承認を取得した。

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