関西電力 中国の水力発電・風力発電プロジェクトからCO2クレジット購入

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関西電力は、中国の有限事業組合(広西百色ドンスン水力発電所)が実施するドンスン水力発電プロジェクト、及び風力発電会社(華能寿光風力発電有限公司)が実施する山東省風力発電プロジェクトからCO2クレジットを購入すると発表した。両プロジェクトについて、日本政府と中国政府から「京都メカニズム」のひとつである「クリーン開発メカニズム(CDM)」の承認を得ており、今後、国連CDM理事会の承認を得て、CO2クレジットを取得する。

ドンスン水力発電プロジェクトでは、一昨年6月から稼働しているドンスン水力発電所(合計24000kW)において、年間平均で約6.6万tのCO2排出の削減を見込んでいる。また、山東省風力発電プロジェクトでは、昨年3月から稼働している風力発電所(合計49500kW)において、年間平均で約10万tのCO2排出の削減を見込んでいる。関西電力は、2012年末までにドンスン水力発電プロジェクトと山東省風力発電プロジェクトによって生じる全量、合計約49万tのCO2クレジットを購入する。

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