三菱電機 太陽電池セル新工場竣工、2011年度に600MWを生産

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三菱電機は、太陽電池セルの生産能力を増強し、2011年度には、現在(2008年10月現在で220MW)の約2.7倍となる600MWに引き上げる。中津川製作所飯田工場(長野県飯田市)に2月18日、太陽電池セル第2工場が完成したことを受けて、飯田工場の太陽電池セルの年間生産能力を現在の220MWから2010年度中に270MWへ拡大する。また、新たに単結晶シリコン太陽電池セルの製造にも着手する。飯田工場に製造設備を導入し、2010年度中に生産を開始するとともに、太陽電池モジュールの組み立てを行う中津川製作所京都工場(京都府長岡京市)にも生産ラインを新設。今後、販売店や研修体制など事業推進体制も整備し、市場動向を見ながら設備の増強を行い、2011年度以降早期に太陽電池セルで年間生産・販売600MW体制の確立を目指す。

同社では、太陽光発電システムの世界市場規模は、日本や欧米などを中心に、2008年度の5550MWから2011年度には8000MW程度に拡大すると見込んでいる。また、今後国内市場では、設置スペースに制約がある都市部での需要が増えるとみて、これまでの多結晶シリコン太陽電池モジュールの生産に加え、狭小スペースでも発電効率が高い単結晶シリコン太陽電池モジュールの生産を開始し、2系列化を図る。中津川製作所で製造する住宅用パワーコンディショナについても、生産能力を4000台/月から5月には6000台/月に高める。単結晶シリコン太陽光モジュールと、業界トップの電力変換効率97.5%を持つ住宅用パワーコンディショナ、長方形のほかに正方形のハーフモジュール、台形モジュールなど、さまざまな屋根形状に対応できるモジュールを組み合わせ、1棟当たりの実発電量の最大化を図り、都市部の住宅などでの販売を強化する考えだ。

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