三菱化学 軽量・フレキシブルな建材一体型太陽電池を4月から発売
三菱化学は、4月から建材一体型太陽電池の発売を開始する。今回発売する新製品「ジオアシートPV」は、アモルファスシリコン型薄膜太陽電池と樹脂製の屋根用防水シートを一体化。曲面や凹凸のある屋根へも対応できるフレキシブルな形状と、約3kg/m2という軽さが特長だ。大規模な構造補強工事をせずに、既存の建物を使用しながら、広い屋根などへの設置ができる。屋根の防水改修工事に併せた設置についても提案していく考えだ。
また、同社は、三菱樹脂と共同で、建物の壁面などに設置できる、アモルファスシリコン型薄膜太陽電池とアルミ樹脂複合板を一体化した「アルポリック®一体型太陽電池」を開発・製品化し、近日中に発売する予定だ。アルポリック®は、ポリエチレン(芯材)の両面にアルミニウム板を貼り合わせて一体化した複合板。軽量で剛性、加工性、意匠性にも優れているため、太陽電池と一体化することで、建物の外壁にも太陽電池を設置できるようになるという。
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